イタリアを代表する赤ワイン
バルバレスコはイタリアのピエモンテ州で造られる赤ワインでネッビオーロという葡萄を原料としています。「イタリアワインの王」とも呼ばれるバローロも同じネッビオーロ種100%で造られていますが、産地、畑の違いで味わいには異なり、バルバレスコはより繊細でエレガントな造りが特徴的です。
しかし、1894年にアルバ農学校のカヴァッツァ博士が生産者協同組合を造るまで、バルバレスコはバローロとして販売されていました。今では「イタリアワインの女王」という異名をもつほど世界的に人気の高いバルバレスコですが、当初バローロの一部であった、というのには驚かされます。