メドック格付け2級
ローザン・セグラは1661年、貿易商のローザン氏によって設立された歴史あるシャトーです。
フランス革命により「ローザン・ガシー」と分割されますが、1855年の格付けでは、二級の中で「ムートン・ロートシルト」に次ぐ高い評価を得ています。
80年代に入ってからは、醸造施設の一新し、減農薬栽培を取り入れ、大規模な排水設備の完備、セラーの新設など、新オーナーのシャネルによる大規模な投資によって、品質はさらに高まり、かつての栄光を完全に取り戻したのです。
マルゴーらしく優美で滑らかな口当たり。色は濃く深い。
スパイスを感じさせるエキゾチックな香りや、コンポートのような濃縮感があります。豊富なタンニンのおかげで、飲み頃になるまでには10〜20年の熟成が必要と言われている忍耐が必要な大変厳格なワインと言えるでしょう。