独特の甘みとコク
ポートワインはポルト・ワインとも呼ばれ、ポルトガル北部ポルト港から出荷される特産の酒精強化ワイン。
ポートワインは、まだ糖分が残っている発酵途中にアルコール度数77度のブランデー等の蒸留酒を加えることによって、酵母の働きを止め、糖度の高い独特の甘みとコクがある味わいに仕上がる。
また、アルコール度数は20度前後と通常のワインと比べると高く、保存性において優れている。
また、長期保存が可能であり、抜栓してからも酸化にによる劣化ももワインに比べて緩やかである。
赤と白があり、赤は輝くルビー色で「ポルトガルの宝石」と称されている。一般に、白は「食前酒(アペリティフ)」としておつまみなどと一緒に、赤は「食後酒」としてチョコレートや葉巻などと一緒に飲まれている。