シュヴァル。ブランはオーゾンヌとともに、サン・テミリオンの格付けの頂点にたつシャトー。
1952年から同一の一族に所有されていますが、時代が新しくなる程そのクオリティは高まっており、昨今のヴィンテージに関しては、五大シャトーよりも高い金額で取引されています。
シュヴァル・ブランは、構造があり、香りのあるワインです。
品、フィネスがあり、フルーティーさ、飲みやすさのを兼ね備えた複雑な味わいのワインです。
カベルネ・フランとメルロを同じくらいの割合で使用しており、シュヴァル・ブラン固有のテロワールにで育てられたカベルネ・フランの効果によって、完熟感があり、高級感と強い粘性のあるテクスチュア、絹のようなタンニン、シルキーな舌触りとエキゾチックで長い余韻が実現されています。
この偉大なワインは比較的若い頃から楽しむこともでき、さらにそこから20〜30年は熟成するといわれます。
唯一孤高でありながら、飲み頃が長く飲み手を選ばない懐の深さがこのワインにはあります。