1965年ヴィンテージ バローロ – イタリアワインの名品
このワインは、イタリア・ピエモンテ州の名醸地バローロで生産された1965年ヴィンテージのバローロです。生産者は、ピエモンテ州クーネオ県カスティリオーネ・ファレットに拠点を置くCantina "Terre del Barolo"(カンティーナ・テッレ・デル・バローロ)。このワイン協同組合は、バローロ地域の複数の生産者が共同でワイン造りを行う団体で、長年にわたりバローロの伝統を守り続けています。
バローロとは
バローロは、イタリアワインの中でも特に高い評価を受ける赤ワインで、「ワインの王」とも称されます。ネッビオーロ種のブドウを100%使用し、最低3年間の熟成が義務付けられています(現行規定では、リゼルヴァは最低5年熟成)。バローロの特徴として、高いタンニンと酸、長期熟成に適した構造を持つことが挙げられます。
1965年ヴィンテージについて
1965年は、バローロの生産地であるランゲ地方において、安定した気候条件に恵まれた年とされています。ラベルにも「この年のランゲ地方は通常よりも豊作だった」と記載されています。収穫されたネッビオーロは、バローロらしい特性を持ち、長期熟成に向いたワインが生産されました。
生産者 "Terre del Barolo"
カンティーナ・テッレ・デル・バローロは、1958年に設立された協同組合で、ピエモンテ州のバローロ生産者が集まり、高品質なワインを安定して供給することを目的としています。組合に属する生産者は、バローロのDOCG(当時はDOC)基準に則り、伝統的な手法を守りながらワイン造りを行っています。