ボルドー地方、マルゴー村にローザン・セグラはあります。
かつてボルドーの高名な貿易商の
ローザンが1661年にガッシーの畑を購入したことから
シャトーローザンが始まり、フランズ革命によりセグラとガッシーに分割されました。
94年からはシャネルのオーナー、ヴェルタイマー家が所有したことでも話題になったシャトーです。
1855年の格付け当時、第二級の中においてムートンに次ぐ評価にあったのがこのローザン・セグラ。
現在でもスーパーセカンドのなかでもさらに上位グループに入ると目される程の品質を誇っております。
豊富なタンニンの存在により、熟成を前提とした造りになっており、本来の姿を見せるまで飲み手の忍耐を必要とします。
熟成後の華麗で魅惑的な味わいはワイン愛好家であれば一度飲む価値があります。