一級にも劣らないとの評価を得るワイン
ラトゥールの隣という素晴らしい立地条件に恵まれ、平均樹齢30年と
いう樹からブドウを収穫している「ピション・バロン」。
1987年にはフランス最大の保険会社アクサがシャトーを入手し、
同じポイヤックの地区にある「ランシュ・バージュ」のオーナー、
ジャン・ミシェル・カーズ氏を共同経営者に迎え入れました。
ボルドー格付け2級ながら、1級に劣らない実力を持つと言われる人気のボルドーワインです。
力強さと優雅さを兼ね備えたボルドー・メドックの赤ワイン。
1855年に開催されたパリ万国博覧会で、数あるワインの中から選ばれた58のシャトーは、オーブリオンを除いた全てがメドック地区のものでした。
中でもポイヤックは、メドック1級、5大シャトーと言われる5つのシャトーのうち、ラフィット、ムートン、ラトゥールと、3つのシャトーが位置し、権威ある格付けワインが世界中に知られています。
しっかり骨格のある、タンニンの強いカベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワイン。
若いうちはタンニン分が豊富でスパイシーな特徴のあるメドックのワインも、熟成と共にエレガントで滑らかで、複雑味が増します。