ナポレオン戦争終結後のウィーン会議の晩餐会で振舞われた!
オー・ブリオンは5大シャトーの中でも最も歴史が古く、ナポレオン戦争終結後のウィーン会議の晩餐会でも、フランス一の料理人の料理と共に振舞われたといわれています。
オー・ブリオンはメドックの格付けで例外的にグラーヴ地区から選ばれた特異な存在。
その為その土壌の違いから配合する葡萄の割合が他のシャトーとは異なり、カベルネが主体ではありますが、それと同じくらいメルローという品種を多く使うことで一味違った柔らかくきめ細かなものに感じられます。
メドック格付けというものは、その名の通り、ボルドーのメドック地区にあるシャトーから、選りすぐられたシャトーが、当時の評価や市場価格をもとに1級から5級に格付けされましたが、例外的に1シャトーのみ、メドック地区ではないオー・ブリオンが選ばれました。
本来は格付けに入ることはなかったシャトーなのですが、当時このシャトーを入れずにはいられないほどの、強い影響力があり、市場価格も非常に高かったといわれています。
実際5大シャトーの中でこのオーブリオンが一番好き!と言うワインマニアは少なくありません。