評価も高く、ボルドーでも最も古い歴史を持つシャトーの一つ
パプ・クレマンは、グラーヴ地区、オー・ブリオンから数キロの距離に位置し、ボルドーでも最も古い歴史を持つシャトーの一つで、その歴史は13世紀にまで遡ることが出来ます。
1264年生まれの聖職者ベルトラン・ド・ゴは、後にボルドーの大司教となり与えられた領地でブドウ畑に魅せられ、当時、最も近代化された方法を用いてワイン作りを行っていました。
その後、彼はさらに出世して「教皇クレマン5世」という地位にまで上り詰め、シャトー名の由来となっています。
ボルドー市の南、ガロンヌ川左岸に広がる大きな地域がグラーヴ地区にあたります。
中でも優れたブドウ畑は北部に集中しており、ぺサック・レオニャンという独自のアペラシオンを取得し独立しました。
上質なカベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワインと、ソーヴィニヨンブランとセミヨン種で造られる辛口の白ワインを生み出します。