サンジュリアンの隠れ銘酒、ブラネール・デュクリュの古酒!
サン・ジュリアンの昇り竜、ブラネール・デュクリュ。
メドック格付けでは第4級ですが、実力は常にそれ以上という評価を受けている実力のあるシャトーです。
さらに、この10年に飛躍的に品質も向上し、常に高いレベルで安定している。
優れたバランス感覚が伝わってきます。
ブラネール・デュクリュはベイシュヴェルの向かいに位置しており、畑自体はベイシュヴェルやデュクリュ・ボーカイユより内陸にあるため、よりボディーの力強さが際立て、ややスパイシーな魅力を備えています。
この濃厚な果実とエキゾチックなアロマ、チョコレートなどの風味。若いうちはやや暴れ気味なタンニンが、熟成するとなんとも柔らかくシルキーな存在に。滑らかで、複雑味が増します。
※1
力強さと優雅さを兼ね備えたボルドー・メドックの赤ワイン。
1855年に開催されたパリ万国博覧会で、数あるワインの中から選ばれた58のシャトーは、オーブリオンを除いた全てがメドック地区のものでした。
そんな高級赤ワインを産出するメドック地区では今でも、権威ある格付けワインが世界中に知られています。
しっかり骨格のある、タンニンの強いカベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワインから、サン・テステフ辺りになるとメルロの比率が若干高まり、優しさが加わります。
若いうちはタンニン分が豊富でスパイシーな特徴のあるメドックのワインも、熟成と共にエレガントで滑らかで、複雑味が増します。