メドック格付けの常識を覆す実力のシャトー!
ボルドー・メドックの第一級格付け、5大シャトーのひとつシャトー・ムートン・ロートシルト。
「ロートシルト」は「ロスチャイルド」のドイツ語読み、フランス語読みは「ロッチルド」。
毎年異なるアートラベルがコレクターに大人気!1976年は抽象画家、ピエール・スラージュの貴重な作品でムートン・ロートシルトの頭文字を描いたもの。
100年以上も変更されることのなかった1855年のメドックの格付けを覆し、第1級に格上げされた唯一のシャトーとしても有名です。
■力強さと優雅さを兼ね備えたボルドー・メドックの赤ワイン。
1855年に開催されたパリ万国博覧会で、数あるワインの中から選ばれた58のシャトーは、オーブリオンを除いた全てがメドック地区のものでした。
そんな高級赤ワインを産出するメドック地区では今でも、権威ある格付けワインが世界中に知られています。
しっかり骨格のある、タンニンの強いカベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワインから、サン・テステフ辺りになるとメルロの比率が若干高まり、優しさが加わります。
若いうちはタンニン分が豊富でスパイシーな特徴のあるメドックのワインも、熟成と共にエレガントで滑らかで、複雑味が増します。