シャトー・マルゴーは、1855年に行われたボルドーワインの格付けにおいて第一級とランク付けされたボルドーを代表する実力と人気を備えたシャトーです。
1978年のボルドー地方の気候は、夏が涼しく、また湿度も高かったため葡萄がなかなか成熟しないまま秋を迎えました。しかし、収穫前にこれまでの厳しい気候を巻き返すかのような、しっかりとした日照があり、結果的に十分に成熟した葡萄を収穫することに成功しています。
このヴィンテージは凝縮感と芳醇さに特徴がありますが、まだまだ力強くタニックな印象があり今後の熟成の可能性も秘めています。
パーカーポイント 92点