ブラーヌ男爵が、現在のムートン・ロートシルトを売却して手に入れたという
ボルドー、マルゴーのカントナック村の小高い丘の上に立地し、ボルドーでも有数の広大なる土地を持つシャトーブラーヌ・カントナック。
18世紀にゴルス家に創設されたこのシャトーはその後、当時ブラーヌ・ムートン(現在のムートン・ロートシルト)を所有していたブラーヌ男爵が、この土地の将来性を見込んで、ブラーヌ・ムートンと売却して手に入れたといいます。
その後所有者が移り変わり、1925年から、同じマルゴーのデュルフォール・ヴィヴァンやデミライユの他、グラーブのブースコーやバルサックのクリマンなど、ボルドーではかなりボルドーで最も著名な造り手一族「リュルトン家」が所有しています。
ボルドーのメドック格付け第2級で、マルゴー村を代表する偉大なワインです。