名門ルイ・ラトゥール社が誇るシャンボール・ミュジニイ
ルイ・ラトゥールは、1797年にブルゴーニュで創業して以来、
家族経営を貫き、現当主で11代目となります。
自社畑を所有するドメーヌでありながら、ネゴシアンとしても活動しており、葡萄栽培からマーケティングに至るまで、ワインの全てに携わっています。
ルイ・ラトゥールは、所有する自社畑のうち、3/4がグラン・クリュで占められています。
ルイ・ラトゥールというと、19世紀にフランスのフィロキセラ被害の後に、所有していたコルトンの丘にシャルドネを植え、
『コルトン・シャルルマーニュ』を生み出したことで有名です。
最近では赤ワイン、ピノ・ノワールの生産にも積極的です。
ピノ・ノワールはフルーティーで口当たりが優しいので、飲みやすく、食事にも合わせやすいぶどう品種。
フィネス、気品、繊細さといったブルゴーニュの特徴が、
日本人の繊細な味覚に合っているのです。
19世紀頃から現在において、ぶどうの収穫時には柳のカゴを使い、
ぶどうを運ぶのに木製の手押し車を使用していたりします。
当時のルイ・ラトゥールのワインづくりの風景がそのまま残されています。