「スーパーセカンド」と呼ばれるメドック2級格付け
■18世紀の貴族の領地だったことを示す文字がエチケットに入って
いる、伝統あるサンジュリアンのシャトーです。
フランス革命後ラスカーズ、ポワフェレ、バルトンの3つに分割され、
今では3つのレオヴィルが存在します。
その中でラスカーズの畑は最も大きく、またポイヤックのラトゥールと隣接するという恵まれた場所にあります。
■メドック2級ながら最も1級に近いワインとして評価され、格上げされるべきとも言われ続けられるシャトーです。
他の「レオヴィル」と同じくサン・ジュリアンのスーパーセカンドです。
一級シャトーほどではないにしても、決して安価とはいえない価格にもかかわらず、毎年必ずプリムールで買われる方も多い銘柄です。
構造、豊かさ、奥深さ、フィネスその他全ての要素が完璧に近い形でつりあっております。
複雑で優美なワインを産むサン・ジュリアン村にありながら、隣のポイヤック的な厚みと逞しさを備えた弾性的なワインに仕上がっています。
また、2000年以降からは上品で緻密なスタイルに変化してきています。