ポムロールを代表する最高級赤ワイン
ここ10年で一気に価格が高騰したワインのひとつとして「1984年のシャトー・ペトリュス」も例外ではありません。
元祖シンデレラワインとして、ボルドーの格付けに属さないサンテミリオンやポムロール地区のワインが高い評価とともに驚くような高値で取引がされるようになってから記憶に新しいのですが、その先駆けとも言えるワインがこのペトリュスなのです。
カベルネソーヴィニヨンに比べてメルロ種はタンニン分が柔らかく滑らかで果実味に溶け込んだ柔らかい印象があります。
ポムロールの台地の鉄分を豊富に含んだ最も高い位置にある粘土質土壌11.4haの畑を持ち、メルロの古樹が植えられています。
そこから生れるワインは珍しい驚くほど肉厚で芳醇な味わいのワインを生み出します。