マルゴー村の格付けシャトー!
シャトー・マルキ・ド・テルムは、ボルドー・メドック地区マルゴー村の4級シャトーです。
シャトー名は、1800年代初期にこのシャトーを所有していたペギルハム公爵の名前に由来しており、「テルム」とは”ローマの浴場”という意味です。
19世紀から20世紀の前半にかけて、このシャトーにとって困難な時期が続き、たびたび所有者が変わってゆきました。1935年にセネクローズ家がシャトーを所有してからは、現在も変わることなく同じ一族が経営しています。
シャトー・マルキ・ド・テルムは、マルゴー村のメドック格付けシャトーですが、以前から、フランス国内の個人顧客向けにのみ販売ておりほとんど出回っていおらず、また、他の豪奢なボルドーのシャトーに比べ、建物も非常に質素だったため、海外での知名度は決して高くはありません。
しかし、ワインの品質は格付け4級に相応しいもので、肉厚で素晴らしいブーケを持つワインは、非常に長命なことでも知られており、近年、マルゴーの中でも非常に評価が高まっているシャトーです。
生産国:フランス
生産地:ボルドー地方 オーメドック地区 マルゴー村
格付:メドック第4級
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニョン メルロ カベルネ・フラン プティ・ヴェルド
セカンドラベル:テルム・デ・ゴンダ