メドック地区格付け2級の有名ワイン!
ローザン・ガシーは、もともと「ローザン・セグラ」の一部でしたが、17世紀後半に、ローザン・ガシーという別のシャトーとして切り離されました。
それ以降、同じ2級格付けで兄弟シャトーの「ローザン・セグラ」とは品質や名声においても差が付いていたような感じではありましたが、現オーナーの「ジャン・フィリップ・キエ氏」が運営の指揮をとるようになってから、シャトーや畑の抜本的改革が行われ、飛躍的に品質を高めるに至りました。
ローザン・ガシーの畑は、「マルゴー」や「パルメ」などと隣接しおり、その恵まれたテロワールから、2級の格付けに相応しい高品質はワインを毎年産出しております。2級シャトーのワインの中で最も安価ですが、品質が向上した1980年以降もその価格に大きな変動はなく、名実ともにまさにお買い得ワインとなっています。しかし、今後の価格上昇は避けられないかと思いますので、今が一番の買い時でしょう。
平均年産量:10万本
畑面積:51ha
平均樹齢:25年
植樹密度:6500〜1万本/ha
平均収量:40〜45hl/ha
育成:6〜8日間の発酵と10〜14日間のマセレーションは温度調節されたステンレス槽で行う。ポンピングオーバーは1日2回行う。
熟成は新樽65%で18〜20ヶ月。澱引きは3ヶ月ごと。卵白で清澄するが、濾過はしない。
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン54%、メルロー41%、プティ・ヴェルド4%、カベルネ・フラン1%