ワインの権威が手がけた魅力的なシャトー
シャトー・ピリュレ・リシーヌは、ワイン評論家であり、ワインの権威として世界的に名を馳せた、故アレクシス・リシーヌ氏が育てあげたボルドー地方マルゴー村のシャトーです。ボルドーの4級に格付けされています。
リシーヌ氏は1951年にシャトーを買い取ると、葡萄畑の改良、栽培方法の改善に取り組みました。さらに畑の面積も3倍にまで拡充し、質、量ともにマルゴーを代表するシャトーの一つとなっています。ワインの権威であったリシーヌ氏はこのシャトーをこよなく愛し、1995年に亡くなるまでこのシャトーに暮らし日々畑とワインに目をかけていました。
このシャトーのワインについて、ある評論誌では「プリュレ・リシーヌのワインは、現代的だが知的なスタイルに造られる傾向がある。しなやかで、タンニンを十分に含む」と評価しています。
使用される葡萄品種はカベルネ・ソーヴィニヨンが主体で、メルローとプティヴェルドがブレンドされています。また、セカンドラベルとして、シャトー・ド・クレールフォンも造っています。