13世紀まで遡る歴史を持つ、サンテミリオンの上質なシャトー
シャトー・ラルマンドはボルドー地方サンテミリオン地区北部に位置する「サンテミリオン特別級」に格付けされるシャトーです。
このシャトーの歴史は古く、13世紀にまで遡ります。長い期間このシャトーを所有していた、フィリップ・メヌレとドミニク・メヌレはこのシャトーに深い愛情を持ち、熱心にワイン造りに取り組みました。
畑仕事の見直しは勿論のこと、1970年代には最新式の温度調整機能がついてステンレスタンクを導入、さらにはワインの貯蔵庫も刷新し最新鋭の技術を駆使しました。さらに、熟成に使用する新樽の比率を7割近くまであげ、フルボディで長期熟成にむくスタイルへと進化させていきました。
1991年には現オーナーである、フランスの大企業「ラ・モンディアレ」に売却されましたが、メヌレ一族が培った上質なワイン造りは現在に至るまで踏襲されており、葡萄が完熟してから行う収穫、葡萄果実の選別、低収量へのこだわりなど徹底した質の管理が行われています。