ボルドー右岸、サンテミリオン地区の特級に格付けされる、大変理想的な地理的条件に恵まれたシャトー、クロ・ド・サルプの1992年。 92年のボルドーはあまり天候に恵まれませんでしたが、幸いにもメルローの被害は少なかった様で、左岸のメドックに比べ、右岸のサンテミリオン地区の方が平均して出来が良かったようです。 シャトー・クロ・ド・サルプのブドウ畑の栽培は、全て自然栽培で行われ、粘土石灰質のテロワールの旨味を見事に引出した良質なワインです。