シルクのような口当たり・・・メルロー100%の力強さと優しさ
メルロー主体のサンテミリオンやポムロールの出来が良かったといわれる1993年。
ムーラン・デュ・カデはメルロー100%の単一品種で、柔らかなタンニンを豊富に持ったシルクのような口当たりの赤ワインです。
「ムーラン・デュ・カデ」はシャトー名にもあるように、かつては「カデの丘」と呼ばれていた、サンテミリオンの村を囲む高台に面した場所に位置します。
90年代からは自然派の巨匠ニコラジョリーの指導の下、ビオディナミ栽培を徐々に増やしていき、さらに土壌本来のパワーがブドウに反映されるようになり、力強くも優しい、メルローらしい旨味が引き出されるようになりました。