ブラーヌ・カントナックは、フランスのボルドー地方マルゴ村に位置する格付け第2級のシャトーです。
シャトーの歴史は18世紀から始まりますが、ブラーヌ男爵が19世紀初頭にこのシャトーを買い付けると、1855年に行われたボルドーワインの格付けにおいて、第2級の格付けとなりました。その10年後にブラーヌ男爵がこのシャトーを売却するおりには、格付け第一級のシャトーとほぼ同額という破格の高値がつき、このシャトーがいかに人気があったのかが伺いしれます。
さらに現在のオーナー・リュルトン一族にわたってからも、努力をかさね変わらぬ品質と評価を獲得している大変人気の高いシャトーです。