社会に貢献するワイン
オスピス・ド・ニュイサンジョルジュは1270年から人々からの寄付金・寄進で運営してきたブルゴーニュ地方にある施療院(養護院)で身寄りのない病人や要介護の老人を収容したり、巡礼者を無料で宿泊させたりする修道院と結びついた慈善的な施設です。
そしてその寄付の中にはぶどう畑もあり、病院内で造ったワインを「オスピス・ド・ニュイ・サン・ジョルジュ」として競売会にかけて病院運営に役立てていますが、このワインはブルゴーニュ、ニュイ・サン・ジョルジュのワインの造り手(ドメーヌ)として有名なピエール・デ・クリヨンが寄贈して競売にかけられたワインです。
毎年行われる競売会では公式午餐会なども催され、招待状を持った 買い付け人、県知事・市長等地元の名士等150名が集い年に一度のお祭りを祝いワインが競売にかけられます。