シャトー・ペトリュスのオーナー、ムエックス所有のシャトー!
ボルドー、ポムロールで最も大きい畑を所有するシャトーのひとつであるシャトー・ド・サルは、1937年に設立されたジャン・ピエール・ムエックス社に所有されています。
ムエックスといえば、マグドレーヌ、ラフルール・ペトリュス、トロタノワなどのシャトーを次々に購入し、69年にはシャトー・ペトリュスのオーナーになり、ポムロールという無名の小さなワイン産地を銘醸地に変容させました。
サンテミリオンの北西に隣接する、右岸を代表する銘醸地、ポムロール地区は、粘土質に酸化鉄を含んだ独特の土壌はメルローに最適で、ボルドーの中で最高値で取引されるペトリュスやルパンなど、シンデレラワインの元祖である超高級シャトーが並んでいます。
上質なメルロが生まれる最良の地、サン・テミリオンとポムロールは、オーゾンヌ、シュヴァルブランを筆頭に数々の名のあるプルミエグランクリュに続き、驚く程高値で取引されるヴァランドローなどのシンデレラワインが次々と登場し、人気シャトーの宝庫となっています。
メルロ種はカベルネソーヴィニヨンに比べ、タンニン分が柔らかく果実味に溶け込んだ柔らかい印象があります。