DRCが新しく2009年から手がけるワイン!
DRCが新しく2009年から新しく手がけるワイン、それがこちらの「コルトン」です。
世界で最も有名で、最も高額なワインとして知られるロマネ・コンティ。そのロマネ・コンティを生産するDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)がなんと、コート・ド・ボーヌ地区(コルトン)から初めてワインをリリースしました。
DRC社は高樹齢のものだけを使用して、若樹はネゴシアンに売却したそうですが、賃貸耕作の契約期間は2009年から30年間。
ちなみに、DRCが今までリリースしてきたワインは、赤ワインはロマネ・コンティの他にヴォーヌ・ロマネ5種のグラン・クリュのみ(「ラ・ターシュ」「エシェゾー」[グラン・エシェゾー」「リシュブール」「ロマネ・サン・ヴィヴァン」)、白ワインは「モンラッシェ」1種類のみ。
今まで数少ないラインナップを続けてきたあのDRCから新たなワインが誕生するニュースはワイン業界を非常に驚かせました。
しかし、話題にはなったものの、現物がなかなか見つからない!
2009年がファーストヴィンテージとなりましたが、リリースされてからも市場ではなかなか見つけることができませんでした。
コルトンの総生産量は707ケースで生産本数は少ないものの、ロマネコンティなどよりは多く造られています。
しかしなかなか入荷しないワインと評判なのですが、実はその理由は、このワイン、生産されたワインのほとんどが5年以内は転売しないという約束のもと得意先である個人の顧客に売られるそうなのです。
理由は投機を防ぐためとの事で、販売したボトルのシリアル・ナンバーを記録し管理されているとのこと。。。。
高い評価のDRCコルトン
ロバートパーカー氏はこの2010年のコルトンには90-92点をつけています。