「セラーに置いておいて、特別な日に飲めるような、グランヴァンのように濃厚で美味しいカベルネが欲しい!!」そんな気持ちで先日、熟成ボルドーばかりの試飲会にいきました。
最近は早飲みタイプのメルロー主体の口当たりのよい赤がボルドーが流行り。
なかなか骨格のしっかりとしたグランヴァンのような濃厚なボリューム感、そして飲み頃を迎えたものなんて、本当に探してもなかなか出逢えないものなんです(涙)
新世界のカベルネとはまた一味も二味も違う、深い美味しさのボルドーのカベルネ。その良さとは・・・ボルドーの中でも北の方に位置するメドック、テロワールは石灰質土壌。最も涼しい地方で作られたカベルネはしなやかな果実味と、洗練された上品な優美さとフィネスを持っています。
勿論葡萄品種としては骨格のストラクチャーがしっかりとしていますが、果実の濃厚さ力強さの味わいが単調でストレートではなく、ほんのり香るユーカリやセルフィーユの要素が味わいを引き締めます。スモーキーなロースト香スパイス香にも上質感があります!
この「レ・モワンヌ」はそのバランスを兼ね備えた優秀ボルドー、酸味もミネラル感もバランスが上質で、飽きさせない通好みの味わいです!!
待望のカベルネ75%!メドックファンは必見です!!
しかも今回シャトーの蔵出しものです!!
北メドックに位置するクーケック村(コキヤージュ=貝殻に由来する村)にあるシャトー。シャンパーニュのような石灰層の切り出し場もある。程よい果実味にエレガントな酸が特徴的。
飲み頃になるまで、フランスのシャトー内で眠らせていたワインです。9年間シャトー内の湿度を保たれた蔵で寝かし、静かに熟成させていたものですので、品質には自信があります!入荷したばかりのものをご案内させていただいています。 |
|
保存状態は大変よく、香り、味わいも落ちついいていて、熟成ボルドー(といってもタンニンは溶け込んでいますが若々しい、活力のある味わいです)の良さが充分に生かされています。
|
燻製の香りカベルネのずっしり感
新世界のカベルネの良さは全く,別もので。やjはりフランス産の繊細さや複雑味、引き締まったミネラル感ははまた独特の良さが有ります!
ボルドー地方で濃厚なものが飲みたいと思っても、飲み口がまろやかで早く熟成を迎える飲みやすいメルロー主体のものが多い昨今。
「レ・モワンヌ」は濃厚なボルドーの果実感が、甘さでぼやける事なく、きりりとした鉱物質なミネラル感、鉄分、バランスの良いまろやかな酸が見事に溶け込み、ドライで引き締まった骨格のしっかりとした味わいになっています。
甘さが少なく、飲み応えのしっかり感にボルドーらしさを感じます。
骨格のしっかりとした気品漂うボルドー
この「レ・モワンヌ」はメドックの北に位置する、シャトー。伝統的な製法で造られるワインは、濃厚なボルドーの果実感が、甘さでぼやける事なく、きりりとした鉱物質なミネラル感、鉄分、バランスの良いまろやかな酸が見事に溶け込み、ドライで引き締まった骨格のしっかりとした味わいになっています。
その凝縮感のある果実の旨みは味わい奥いものがあり、燻製の香り・森の腐葉土・キノコっほさなども漂います。
辛口のフルボディですが、結構なボリューム感のあるワインです。でもこのなめらかな喉越しが飲み易く、美味しくてグラスがどんどん進んでしまうのです。
甘味が押さえられていて、ミネラル感が豊富でドライな印象が感じられるワインなので、一緒に食べるお料理の美味しさをぐっと引き出してくれます。
牛ヒレ肉のステーキ、仔牛のカツレツなど、このワインのしっかりとしたボリューム感に包まれて、メインのお料理の食欲が進むことでしょう。
コンクールで多数の受賞歴あり実力派
Decanter World wine Awards 200
Chaeau Les Moine Cru Bourgeois 2000 |
gold medal |
5代続く由緒あるシャトーです。パリ農業コンクール、ボルドーワインコンクール、ギド・アシェット誌、デキャンタ誌などで数々の賞や賞賛を受けています。
幻になってしまった「クリュ・ブルジョワ」
ボルドーがイギリス領からフランス領に戻った後、富裕層がメドックの優れた場所を手に入れ「クリュ・ブルジョワ」という格付けが誕生しました。
2000年11月30日付けで247生産者が「クリュ・ブルジョワ」に認定されましたが。その際にその認定の取り決めが不当だと訴える者があり、現在は裁判中で、この格付けは使用できなくなってしまっています。
「クリュ・ブルジョワ」の中には、
多くの優れたシャトーが加盟しており、日本にはまだ紹介されていない優良シャトーがひしめいています。
「レ・モワンヌ」もその1つで、フランス国内、ヨーロッパでは評価が高く、味わいもアタックから果実の濃厚な旨みが口に広がり、クリーミーなタンニンが酸と溶け合い、ボリューム感のある上質な味わいを造り出しています。
|
■シャトー・レ・モワンヌ 2001
Chateau les moines 2001
1本
|
残り僅か!
ご購入画面へ
クリックされても自動的に発注されてしまうことはありません。
次回入荷しましたら、メルマガにてご案内致します。その他
お得で美味しいワインのご案内を
メルマガにてご案内しております。
メールマガジン登録ページへ |
産地 フランス/ボルドー/メドック地方
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン 75%、メルロ 25%
格付け クリュ・ブルジョワ
ケース買いは更に送料350円( 送料割引システム )が割引されます。 |
☆☆☆ テイスティングコメント ☆☆☆
外観は黒赤系のルビー色、エッジは赤。グラスを傾けるとしっかりとした粘性が見られます。
濃厚な熟したブラックベリー、黒系の果実の香り。燻製の香り、森の腐葉土、キノコっ、ドライでエレガントな印象があります。また鉄分、鉱物、ミネラルの印象も。
口に含むとタンニンはきめ細かく滑らか。ドライフルーツの印象で酸も豊かにひろがります。
濃厚なボルドーの果実感が、甘さでぼやける事なく、きりりとした鉱物質なミネラル感、鉄分、バランスの良いまろやかな酸が見事に溶け込み、ドライで引き締まった骨格のしっかりとした味わいになっています。
甘さが少なく、飲み応えのしっかり感にボルドーらしさを感じます。 |
|
(2010年3月
伊藤テイスティング) |
|