レアアイテムの定番となった
入手困難 デュガ・ピィ 緊急入荷!
彼の造るグラン・クリュ「シャンベルタン」は10万円を超えるお値段で取引されます。
バックヴィンテージはあまり目にする事がなく、入荷しても直ぐに売切れるか、非常に高値で取引されているのが常。
パーカー5つ星、クラスマン3つ星、米国とフランスを代表する評価本で最高ランクを獲得しています。
新たに畑を拡大しつつも、それも小さな区画、低収量、生産量は極めて少なく、入手困難で価格は高騰するばかり・・・。
従兄弟であるクロード・デュガも人気の高い有名ドメーヌのひとつで、非常に高価格帯で取引されていますが、デュガ・ピィも、デュガ以上の希少価値と、桁外れの品質で、世の中に求められているワインのひとつです。
「心底欲しい、飲みたい」
私が以前から持っているデュガ・ピィのイメージは、
「濃縮感があり長熟であること」
「テロワールを見事に表現した造り」
「評価本高評価(パーカー5つ星、クラスマン3つ星)」
「世界最高レベルのワインだと言われ、一般消費者からのファンも多い」
「生産量の少ないレアアイテム、価格高騰中」
「クロード・デュガの従兄弟」
これが一般的に知られているデュガ・ピィなのではないかと思います。
これに加え、今回メルマガの記事を書くにあたっていくつかの資料を読みリサーチする事で、
「想像を絶する程、畑に時間を費やす生産者」
であることを知り、更にこのワインに対しての思いが強くなりました。これは絶対買っておきたい、欲しい!と思うワインのひとつです。
桁外れの品質は、大量の畑仕事から
オフ・ヴィンテージなどデュガ・ピィにはない
よく考えれば当然のことではありますが、高い評価を受け続け、人々が追い求めつづける偉大なワインには必ず、理由があります。
デュガ・ピィの当主ベルナール氏。現在還暦目前、75年に15歳でブドウ栽培を始めてから、30年以上も畑仕事とワイン造りを続ける職人さんです。
彼の畑仕事は並大抵の努力ではなく、その努力が彼のワインの味わいに、確実に表現されていると、言われています。
彼の、ごつごつでブドウの色素が染み込んだ手の写真を目にしました。畑仕事をしている職人の手、非常に印象的です。
猛暑の2003年、降雨と日照不足の2008年も、想像のつかない努力で乗り切ったそう。彼の手にかかればヴィンテージのばらつきはないのだそう。オフヴィンテージすら素晴らしい味わいに仕上がるのだといいます。
「決して力強いだけではない。」
偉大なワインは必ずといって良いほど、低収量を実施しています。
デュガ・ピィのワインも収量を抑え、葡萄のエキス分を高める事で、非常に凝縮感のある、密度の濃いワインを造りだします。
ただ、濃いだけではありません。しなやかさも持っていることを忘れてはなりません。
決して力強いだけではない、決して凝縮感だけではない、タンニンは力強くもしなやかで、味わいには深みがあり、奥行きがあり、純粋さがある。それは、
後からつけた力強さなのではなく、葡萄本来の力強さなのでしょう。
除梗は全く行なわないか、するとしてもごく僅か。葡萄本来の味わいを大切にしています。
また、樹齢は若くても20年〜30年、ほとんどの銘柄はヴィエーユ・ヴィーニュの表示があり、それらの樹は50年〜90年古樹。
新たに購入したする畑も、重要なのは古い樹齢であるかどうかなのだそうです。
それ故に彼のワインは如何なる銘柄/ヴィンテージにおいても、テロワールごとの違いが明確に表現され、全てにおいて濃縮感に溢れ、長期熟成のポテンシャルを十分に持ち、アフターの余韻が長く、非常に印象深いと高く評価されるワインに仕上がるのでしょう。 |