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限定入荷!
入荷しました、パトリック・ミオレーヌ!!
昨年7月、ミオレーヌご夫妻が初来日し、お話しする機会やドメーヌのワインをいくつか飲む機会に恵まれましたが、その時オーナーが特別に持ってきてくれた88年のサントーバンが最高に美味しくて、一気に惚れ込んでしまったドメーヌ。
今回ご紹介のものと同じ村名アペラシオンでしたが、こんなにも最高の熟成を遂げるなんて!と感動しました。 |
フランスやNYで大人気
「ゆっくり熟成するワインを造りたい」そう宣言するミオレーヌ氏の造る赤ワインはアシェット誌やRVF誌で非常に高い評価をとり注目を浴びており、ニューヨークのアラン・デュカスやペリガー等の星付きレストランでもオンリストされています。 |
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ですが、白ワインも素晴らしい!私はなんと言っても白が好み♪
樽香が控えめでありながら、果実の旨みからくる力強さがあり、上質な酸が詰まっていて熟成のポテンシャルを十分に秘めており、そして熟成すると驚くほどに濃く濃密な果実の旨みが口の中で爆発します。
この04サントーバンはまさに、「ゆっくり熟成するワインを造る」をモットーにしているミオレーヌさんのワインの、熟成の初期段階に入った」頃合いで、彼のワインの良さが分かりやすく出ています。 |
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インポーター、オーレジャパンの仕入れ担当の方も、8月末の訪問の際にびっくりする位美味しくて、即決で決めた一押しだと言っています。
『ドメーヌの精神を伝えていく為には、
なんでも自分の手でやる』
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現当主、パトリック氏は、ブドウ栽培一家の五代目として生まれ育ちましたが、自分のスタイルでワイン造りがしたいという想いから、
実家の畑とは別に、自身で新たに2haの畑を購入し(サン・トーバン)、栽培から醸造、瓶詰めを行うドメーヌを立ち上げました。 |
『ドメーヌの精神を伝えていく為には、なんでも自分の手でやる』
それが彼の信条。摘み取り作業はもちろんのこと、害虫対策の接木まで、自分の手で行うのだそうです。
現在は代々からの畑を受け継いで所有する畑は合計7haまで拡大していますが、家族経営の手作業でのスタイルを変えずに、丁寧なワイン造りを貫いています。
お会いして実際に話を伺った際も、そのワイン造りに対する直向きさが伝わるような人柄で、ご夫妻と、そして現在ワイン造りに芽が出始めた娘さんと、自分たちのドメーヌのワインに誇りを持ってワイン造りをしている様子が、ひしひしと伝わってきました。 |
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一生懸命に畑仕事をしている大きくてごつごつの手も印象的でした。
『すぐに飲めるワインは造らない』
ゆっくり熟成するワインを造りたい
『すぐに飲めるワインは造らない。ゆっくり熟成するワインを造りたい』
それが穏やかながらに芯を持った職人気質のパトリック・ミオレーヌ氏の目指すワイン。
「赤は特にそうだ」と言うだけあって、ブルゴーニュ・ルージュですら樽熟成を24ヶ月、そのあと、5年の熟成をへて市場に出されるというこだわり様です。
白ワインもとにかく熟成に向いた「厚みのある酸と果実み」が印象的。シャサーニュやピュリニーもいただきましたが、樽が控えめなのに力強く、10年待ちたい、と思うほどでした。
そして何度も言ってしまいますが88年のサントーバン。熟成して、蜜の甘みが溶け出してくるあの味わい。彼のワインならではの「滑らかな舌触り」も特徴的です。 |
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その結果、ワイン評価雑誌や世界中のソムリエ・愛好家などから注目をもたれるようになりましたが、価格は変えず、あくまで美味しいワインを造る事に精を出しているドメーヌです。
にじみ出す酸と果実
滑らかな舌触り、鼻に抜ける花の香り
美味しいです!
艶々と輝きのあるライトイエロー。
グラス注ぐと酸みと甘みをバランス良く含んだフレッシュな柑橘系の香りが広がります。
口に含むと、とにかく滑らかな舌触り。熟成に適した良質の酸。
酸をこれ程たっぷり含みながら、じわっと滑らかに感じるのは、濃厚な果実みに酸がにじみ出しているからなのでしょうか。
レモンやライム、白い花、そして口の中で温度が上がるにつれて、金柑のシロップのような酸と甘みが融合した旨みが感じられます。ミネラル感に溢れ、優しく、とってもエレガントです。 |
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今ちょうど第一段階の飲み頃を迎え始めている頃でしょう。
すぐに飲むのなら、カツレツや天麩羅などに合わせていただけば、上質な酸が油分と溶け合って美味しくいただけるのではないでしょうか。
もう少し熟成して落ち着かせれば、ミオレーヌさんのワインらしい、果実の旨みが出てくると思います。樽をあまりきかせていないのに、熟成してボリュームが出てくる美味しさを、楽しみたいですね!(それまで待てるかしら・・・
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