「何度も何度も飲みたくなる」
注いだ瞬間から香る、スモーキーな樽香は、プルミエ・クリュクラスのワインを思わせる品格。
口に含んだときの燻し香や芳ばしいナッツの香りが、すっかり溶け込んだ柔らかな酸やふくよかな果実味と共に広がる感覚、そして長く上品に響く余韻・・・
非常に上品な甘みとそれを支えるミネラル感や酸味、全てが絶妙なバランスで存在しながらどの要素も主張し過ぎないので、本当に深く考えずに「美味しいな〜」と思えるワインで、お料理を惹き立てる味わいです!
ここまでバランスがいいと、褒め言葉しか浮かびません^^ |
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どんな場面でも美味しい。
冷やし過ぎないのが美味しくいただくポイント!
色んな場面で飲んでみました。
ワイン会、大人数パーティ、自宅で何気なく、自宅でしっかり手料理と一緒に、会社で試飲も兼ねて・・・お友達の家で、などなど。
このワインは是非、セラー温度より少し高め程度でお召し上がり下さい。冷蔵庫に入れてしまうと冷えすぎて香りが閉まってしまい、もったいないです。
そして、出来ればそこそこ大きめのワイングラスで・・・(モンラッシェグラスがベスト!)。厚みや余韻を広げてあげてください。
そうすれば・・・さらに価格の何倍もの価値のある味わいを感じて頂けると思います!
スモーキーな樽香、長い余韻、
ミネラルと酸が豊富で更に上級の味わい
色調はやや黄色みの、キラキラと輝く透明感を持ったイエロー。
グラスに注ぐと、燻したような、スモーキーな樽香がトップノーズに存在し、それを支える果実味は、黄桃のシロップ漬けのような甘みと酸味を感じます。
口に含むとその燻し香や芳ばしいナッツの香りが、すっかり溶け込んだ柔らかな酸やふくよかな果実味と共に口いっぱいに広がっていきます。
そして長く上品に響く余韻・・・。
熟れた洋梨や黄桃、トロピカルフルーツの様な凝縮感のある果実の甘みと、蜂蜜やシロップなどの甘みなどを舌に感じながら、
締まりのよさ、輪郭を保ち、ぴんと背筋の伸びるような芯を感じるのは、しっかり存在するミネラルと酸味からでしょう。 |
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そしてスモーキーな樽の要素がちょうど良いです。
舌触りは勿論、まろやかでクリーミィ。2004年ですので6年間の間にしっかりまとまりが出て、一体感が出てきています。味わいにも複雑で奥行きが出てきているように思います。
この、たっぷりの酸を含んだ、じんわり続く余韻に食欲も倍増。芳ばしいナッティーな香りに酔いしれてくらくらしてしまいそうです。
知る人ぞ知る!
ムルソーの西側、丘陵地帯の村「サン・ロマン」
「サン・ロマン」という地域をご存知でしょうか?
「サン・ロマン」村は、ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ地方の南部にあり、ムルソーやオークセイ・デュレス村の西側に位置しています。
ワインの樽メーカーとして名高いフランソワ・フレールや、ドメーヌ・ドーヴネ(マダム・ルロワの所有ドメーヌ)の居住地がある場所(ドーヴネのラベルになっているお城がサン・ロマンの丘にあります)。
丘陵地帯の村で、標高400mの高地斜面の為、ミネラル分豊富な引き締まったシャルドネが生まれる場所と言われていますが、生産者によって、そのミネラル分を生かしながら果実味を引出し、ボリュームのある非常にコストパフォーマンスに優れた上質の白を生み出しています。
下手なムルソーを買うよりずっとずっと安くて美味しいものが見つかる。サンロマンやサントーバン、ペルナンジェルジュレスなどは知る人ぞ知るコスパ高ワインの宝庫なのです。
この地域では右に出るものはいない
サン・ロマン最高の生産者
最近ではビオで有名なシャソルネがサンロマンで名を挙げていますが、今回ご紹介の生産者アラン・グラは、この地域では右に出るものはいないと言われる、サン・ロマン最高の生産者として古くから高く評価されています。
みごとな丘陵に最高の畑を持ち、ミネラルに満ちた上品なシャルドネを造りだします。 |