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サンセールのソービニヨン・ブラン
の味わいはまた格別!!
こんにちは、デリバリーワインの太田です。
「爽やかな白」ですっかりお馴染みになったソーヴィニヨン・ブラン。
各国で美味しいソーヴィニヨン・ブランが生産され、シャルドネの次に有名、且つ人気の品種です。
レモンやライム、柑橘系の香りから、ハーブや緑のフレッシュな香りが魅力の品種で、フランスではボルドー地方やロワール地方、その他、イタリアやニュージーランド、カリフォルニアなどなど、様々な国でSBのワインが造られていますが、 |
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中でもロワール地方のソーヴィニヨン・ブランは、特別涼しげで繊細な味わいを持っており、一味も二味も別格のワインが多く存在します。(小さな生産者がいくつも存在するので、生産者次第、なのも事実です)
果実味たっぷりの新世界のソーヴィニヨンブランも本当に美味しいワインが沢山ありますが、個人的にはロワール特有のその繊細な香りは、他にはない深みを持っていると思っています。
ブルゴーニュに一番近いロワールの産地
サンセールはパリから南へわずか200km程度、ロワール河流域のシェール県(サントル州)に位置し、ブルゴーニュ(シャブリ
地区)に一番近いロワールの産地です。
ロワール河を挟んで対岸にはプュイィ・フュメがあり、どちらもソーヴィニョン・ブランから造る上質な白ワインが有名。
ブルゴーニュの北部のシャブリ地区と隣接している為、土壌や気候も似ており、シャブリでお馴染み、牡蠣の化石や貝殻が転がっている「キンメリジャン」という土壌もサンセールに存在します。 |
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その土壌に含まれるミネラルをたっぷり吸い上げているお陰で、伸びのよい引き締まった酸と旨みのあるミネラルが、この地のワインの特徴として現れてきます。きゅんと酸っぱさを感じる酸とは違い、アフターにふっと感じる厚みのある酸、味わい深くてとっても上品です。
繊細で複雑な味わいの秘密は
特有の土壌にあり!
その独特の深み、繊細さ、特有の香りはこのサンセール地区の土壌に秘密があります。
この辺りの土壌は大きく分けると、次の3つのゾーンがあります。
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1:テール・ブランシュと呼ばれる粘土石灰質土壌。シャブリとに共通するキンメリジャン層(丘の上部)
2:カイヨットと呼ばれる、小石混じりの石灰質土壌。
3:シレックス土壌と呼ばれる石灰質を多く含んだ土壌、砂利と火打ち石。 |
ドメーヌ・フルリエの畑は現在19ヘクタール、35のパーセルからなり、サンセールを構成する3種のテロワール全てがあります。
15%はシレックス、50%はカイヨット、35%はテール・ブランシュ、
彼らはこのすぐれた畑から、それぞれの個性を引き出したワインを生み出しています。 |
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フレッシュで爽やかな香り
クリアーで透明感溢れる飲み口
落ち着きがあって上品
香りは、レモン、ライム、シトラスなどの柑橘系、フレッシュな青リンゴ、洋梨、セルフィーユなどのハーブの香り、ピーマン、などなど。
味わいはすっきり。鼻腔を通り抜ける爽やかな酸、フレッシュな果実、その後、じわじわと豊かなミネラル、滑らかな酸が口の中いっぱいに広がります。
樽は使用していないので、樽香はありません。
きりりとした涼やかな柑橘系の果物の香り、すーと爽やかなした芝のいい香り、アフターにふわっとレモンやグレープフルーツを絞ったような酸味が出てきます。ハーブの香りは余韻にじんわり響きます。
クリアーで透明感溢れる飲み口、口当たりはなんといっても軽やかで爽やかなのに、落ち着きがあって上品。 |
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とっても綺麗に造られた、「優等生」なサンセールのソーヴィニヨン・ブランです。
フレッシュに爽やかさを楽しみたい場合はちょっと冷やし気味にして。温度がちょっと上がるとまた顔色を変え、より果実味の完熟感や厚みのあるミネラル感、旨みを感じていただけるとおもいます。
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牡蠣にあわせて冷やして飲んでいただいたり、少し温度を上げて、白身魚や帆立のソテーや、魚介料理全般に。
軽めのメインにも合いそうですし、香りの強いタイ料理などのアジア系エスニック料理にも!
クロタン・ド・シャヴィニョールという山羊乳チーズが同じ生産地で相性がいいとされているので、山羊乳チーズなどを使ったお料理にも合いそうです。 |
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