これを買わない理由はない
パーカー100点のプレミア生産者
この生産者、「ル・クロ・デュ・カイユ」といえば、知る人ぞ知る、隠れトップ・ドメーヌとして知られています。
それというのも、奇跡のパーカー100点を取ってから…。
「シャトー・ヌフ・デュ・パプ・レゼルヴ2001年」で見事パーカー100点を獲得し、一躍有名になったのです!!このヴィンテージのものは今やプレミアワインとなり、4万円を超えて市場に出回ったこともありました。 今でも、見つかれば、欲しい1本です。
そんなドメーヌが造るワインはどのワインも超大人気!世界中のレストランで引っ張りだこだそうです。
限定販売!!
しかもこのドメーヌ、生産本数はごく僅か。これほどまでに世界中で話題になってしまっては、他のヴィンテージにおいても、全ラインナップが限定数での販売。
その結果、ほとんどのワインは、既に完売になっているものばかりです!!さすが、人気ドメーヌは違う!
マニアをうならす、ヌフの畑!
今回ご紹介の「ブーケ・デ・ガリーグ」は、コート・デュ・ローヌを名乗りながら、まるでシャトー・ヌフ・デュ・パプのように、濃厚でパワフル、コクがあり、複雑みがあります。
それもそのはず。その畑はトップクラスのヌフと隣り合わせ、地域的にはまさにシャトー・ヌフ・デュ・パプなのだそうです。
だからこれほどまでの味わいが出ているんですね。
どうして「シャトー・ヌフ・デュ・パプ」と記載しないのかって?
(笑)AOCの申請をしなかったため、コート・デュ・ローヌを名乗っているだけなのだそうです!ドメーヌ側としては、美味しいワインが造れれば、それでいいのです。
ところで、シャトー・ヌフ・デュ・パプといえば、ローヌの隠れたプレミアワインを多く産出し、世界的なファンも多い土地ですよね。マニアも多く、オークション価格のつく生産者も多いのも、ワイン好きの心を揺さぶります。
ル・クロ・デュ・カイユについて
コート・デュ・ローヌの「ル・クロ・デュ・カイユ」といえば、シャトー・ヌフ・デュ・パプ・レゼルヴ2001年で、パーカー100点を獲得して一躍有名になりましたが、トップクラスのシャトー・ヌフ・デュ・パプが集まる北東地区に隣り合い、古くから土地を持つ歴史のあるドメーヌです。
その畑はラヤとボーカステルの間に位置し、まさにシャトー・ヌフ・デュ・パプなのですが、ほとんどがAOCの申請をしなかったため、コート・デュ・ローヌを名乗っています。
ミストラル風が吹く、暑く乾燥した地中海性気候で、凝縮したブドウを生み出します。
畑は古くから根を伸ばす樹齢50年の古樹が植えられていて、土壌からそのエキスを充分に引き上げ、品質の高いワインとなって世に出ています。
元当主ジャン・ドゥニ・ヴァシュロンさんは、2002年3月に交通事故でお亡くなりになりました。
その後、残されたドメーヌを支えたのは、妻シルヴィさんを始め、地元のドメーヌの方々。
これがまた、パーカー100点クラスの有能な醸造者ばかりなので、その品質の良さは言うまでもありません。
むしろ、今後のヴィンテージに更なる期待が出来るのではないでしょうか。
Le Clos du Caillou 公式サイト:http://www.closducaillou.com/ |
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シャトー・ヌフ・デュ・パプについて
シャトー・ヌフ・デュ・パプとは、「ローマ法王の新しい城」を意味します。
13種類のブドウ品種をブレンドしてもいいと法律で定められている為、コク、複雑みがあります。
フランスの法律でこんなに多くの品種を認められているのはヌフ・デュ・パプだけです。
黒ブドウ品種が9種類、白ブドウ品種が4種類、ソムリエ試験に挑戦した方は記憶された事でしょう。
また、使う品種、ブレンドの比率によって、作り手による違いがでるのも、興味を引き立て、注目される理由の一つといえます。
今やプレミアム的ワインも多く出ており、とても面白い地域です。
ヌフ・デュ・パプ、ワインの特徴
パプの畑には、ローヌ河から運ばれた、とても大きい丸石がたくさん転がっています。
この石が日中の太陽熱を蓄え、夜にかけてじっくり暖めるので、ブドウは皮までよく熟し、タンニンも柔らかく、強すぎず滑らかな舌触りのワインとなるのです。
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