ロマネ・サン・ヴィヴァンはブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイに位置する赤ワインの特級畑です。
ヴォーヌ・ロマネ村の中にあり、特級畑のラ・グラン・リューの北、ロマネ・コンティとリシュブールの東にある畑です。AOCロマネ・サン・ヴィヴァンは1936年に作られています。
ロマネ・サン・ヴィヴァンの名前は、中世の時代にヴォーヌ・ロマネの特級畑を含む数々の畑を所有していた「Abbey of Saint
Vivant サン・ヴィヴァン大聖堂」に由来しています。
このロマネ・サン・ヴィヴァンは現在いくつかの生産者によって所有されていますが、その中でも最大の規模を所有するのがドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティであり、現在彼らは5.29ヘクタールがDRCのものとなっています。
ロマネ・サン・ヴィヴァンの畑はフランス革命後の1791年にニコラ・ジョセフ・マリーによって一括購入され、その後100年にわたりモノポール(単一所有畑)として所有されていました。1898年ラトゥール一族に畑の南西部を分割販売すると、その畑はさらに分割所有されるようになりました。その後、ロマネ・サン・ヴィヴァンの北部がシャルル・ノエラに販売されました。
そして、1966年、残り5.29ヘクタールの畑をドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティにリースすることとなります。