シャトー・ラフィット・ロートシルト 情報
生産国:フランス
生産地:ボルドー地方 オーメドック地区 ポーイヤック村
格付:メドック第1級
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン メルロ カベルネ・フラン
セカンドラベル: カリュアド・ド・ラフィット・ロートシルト
白ワイン:
公式サイト: http://www.lafite.com/
5大シャトーの筆頭とも言えるシャトー・ラフィット・ロートシルト
シャトー・ラフィット・ロートシルト(Chateau Lafite Rothschild)は、五大シャトーの筆頭ともいえるシャトーです。
1855年のメドック格付けでも真っ先に第一級に選ばれ、5大シャトーの中でも最も代表的な存在だと評されました。
メドック最高のワイン産地と言われるポイヤック村の最北端に位置し、その一部はサンテステフ村に含まれます。 ラフィットが位置するのはポイヤックでも最も小高い丘。
その為「ラフィット」という名前はガスゴーニュ語で「小さい丘・小高いところ」を意味するラ・イット(La Hite)から名づけられたと言われています。
現在シャトー・ラフィット・ロートシルトを所有している親会社ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト社(DBR)は、ボルドーのラフィット・ロートシルトの他に、デュアール・ミロン、リューセック、レヴァンジル等の優良なシャトーを所有する他、南仏ラングドッグ、チリやアルゼンチンにもワイナリーを所有しています。
2008〜2009年にはドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト社が中国最大の国有投資会社CITICグループと提携し、中国山東省の蓬莱半島で開発事業を展開しはじめました。
2008年ヴィンテージのシャトー・ラフィット・ロートシルトのボトルに、漢数字で「八」の文字が入っているのは、この中国でのワイン造りを記念してとの事だと言われています。
これは、現地のぶどう園のスロープの傾斜を表現しているそうですが、数字の「8」は中国ではラッキーナンバーとして縁起が良い数字であることもあり、数年前から
うなぎ上りで急上昇した中国人ワインコレクターからのラフィ
ット人気が更に強まり、価格も右肩上がりを継続しています。
シャトー・ラフィット・ロートシルトの畑
ラフィットのグランヴァン用の畑は、シャトー・ムートンからの地続きにある高台と、サンテステフ村にあるパーセル、そしてムートンと所有を争ったカリュアドがあります。
ラフィットの畑にはカベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ25%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド2%が植えられていますが、この高いメルロ比率は、低地にある粘土質の畑の面積が多いからだと言われています。
ちなみにラフィットのグランヴァンの品種構成は、1995年でカベルネ・ソーヴィニヨン80%、メルロ12%、カベルネ・フラン8%、1996年でカベルネ・ソーヴィニヨン85%、メルロ7%、カベルネ・フラン7%、プティ・ヴェルド1%と、基本的にはカベルネの比率が高いと言えます。
【畑】 面積:100ha
栽培葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ25%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド2% 植樹密度:8,500本/ha 平均収量:50hl/ha
シャトー・ラフィット・ロートシルトのワイン造りについて
ブドウは手摘みで収穫後厳密に選別され、ブドウ品種や熟成の程度、タンニンの抽出度に応じて3週間マセレーションが行なわれ、オーク樽及びステンレス製の発酵槽で醸造。新樽に18〜20ヵ月寝かせた後、軽い清澄、濾過を行い、瓶詰めされます。
ラフィットは独自の樽工房を持っており、ワインの熟成に使用される樽は、ドメーヌ専属の樽職人達により、情熱をもって作られてきました。 オーク材はアリエとニベルネのもので、ポイヤックにあるドメーヌの樽工房で2年間天日乾燥されたのち、樽材として使用されます。
現在では5人の樽職人チームが樽作りに携わり、年間2000個の樽が造られ、ラフィットのみならず、海外に所有するDBRの様々なワイナリーで使われています。
独自の樽工房と持つことで、木材の産地や乾燥の度合い、樽材の品質に応じた、焦がし具合を思い通りにすることができるといいます。
シャトー・ラフィット・ロートシルトを探す
お電話でのお問合わせ、ご注文も可能です。※[会社概要]参照
シャトー・ラフィット・ロートシルトはボルドー地方 オーメドック地区 ポーイヤック村にある格付シャトーです。
フランスではワインの2大生産地として比較される「ボルドー」と「ブルゴーニュ」ですが、歴史の中で長くイギリスの支配下だったボルドーは「クラレット」「ワインの女王」と呼ばれイギリス人に愛されてきました。
フランス革命後の1855年、パリ万国博覧会開催にあたり、ナポレオン3世がフランスの各ワイン生産地にワインを出展するよう要請したのがきっかけで、ボルドー市商工会議所が、メドック
から58の赤ワイン生産者、グラーヴから一つの生産者を選び、また甘口白ワインのソーテルヌとバルサから21生産者を選び格付けを行ないました。
シャトー・ラフィット・ロートシルトは格付のワインとして、100年以上もの長い歴史を持つ生産者として多くのワイン愛好家達に支持され年のヴィンテージもまた人々に飲まれました。
シャトーで眠る樽に入ったワイン |
キャプション木箱 |
シャトー・ラフィット・ロートシルトを飲む
先日シャトー・ラフィット・ロートシルトをいただく機会があった。驚くほどキメが細かく濃厚、そしてスパイシーさも兼ね備えた味わいである。是非一度は飲んでおくワイン。
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ボルドーは人口20万人を超える大都市でもある。
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